恵みを無駄にしない

余ったパン切れを、一つもむだに捨てないように集めなさい。
~聖書 ヨハネの福音書6章12節~


 イエスが荒野で五千人を養われたときに、弟子たちは驚くべき奇蹟を見たわけですが、イエスの命じられたことの中に、食べ残したパンくずを集めよというのがあります。
 これは神の恵みは、少しも無駄にしてはならないとの教訓であるのですが、今日はこうした行いは割合と無視されています。

 このようなことをケチケチしているという感覚でとらえてはなりません。節約することと貪欲とは根本的に違っています。
 貪欲な人は自分のために倹約するのですが、正しい節約家は、神に献げ、人に与えるために倹約するものなのです。
 足りることを知っている人ならば、人に与えることを惜しんだり、必要な支払いをケチるようなことはしないものです。

 人間が欲望の奴隷となり、その欲望のために落とし穴にはまることは誰にでもありうる危険です。
 イエスの言われた、天に宝を積むことの意味を知ることは大切です。

 神に献げるために節約を志して励むことは、神の栄光になり、自己の訓練になり、人生の価値を知るために大きな力となります。
 神のあらゆる恵みを無駄にしないように注意を怠らない者になりましょう。

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